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昨日から急に気温が下がり、今日はまるで晩秋‥ 12月頃のような気温。
冷たい雨が降っています。
つい一昨日まで夏のような暑さだったのに!
今日はそんな寒い日にもかかわらず、師匠がレッスンに来てくださいました。
ありがたいことです。
さあレッスンです。

★ ボーイング

ダウンになった時に弓先の音が抜けています。
それと同時に弓先に近づくと急に弓の速度が速くなっています。
速度は一定に、音量も響きも一定にできるようにしてください。
とにかく弓先の音抜けに注意。

★ スケール&分散音

D dur;
アップよりもダウンの方が音が短く聴こえるので、
ダウンの時に弓先の粘りがほしい。
(弓元での返士よりも、弓先での返しに粘りを見せてください)
高音は小指で弾くが、音が下がらないように小指の外側付近で弾く。
分散音はG線をよく響かせてください。

★ エチュード(クロイツェル29後半)

一音一音をつなげて、弓と弦が密着しているように弾く。
高音であってもしっかり音を出す。抜けないように。
エチュードであっても曲らしい表現を見せていて良い感じです。

→合格

★ ソナタ第3番 ヘ長調 byヘンデル

●出だしの四分音符はしっかりつなげて。ビブラートがあってもなくても
ボーイングをしっかり。
●3拍子であることを意識すること。
●ここでもダウンで弾くときの弓先粘りを意識すること。
●トリルの弾き方に注意。
レードレドレ‥ではなく、レドレドレド。
●プラルトリラー の弾き方、注意。
●25小節目から26小節目へ行く時には、途切れないように。
ポジション移動はそれほど指を弦から高く離さないで
低空で。そうすればスムーズにできるはず。
●もう少し速度を上げれば、3拍子を意識できるはず。

→もう一度。

★ ヘンデル水上の音楽2nd Vn, ソロ部分。

●エチュードだと思って16分音符の練習をしましょう。
●裏拍が出っぱらないように。
●キラキラした音が出るように、音程に注意して。

今日はたっぷり1時間半のレッスンになりました。
アンサンブルの演奏会の本番が近くなり、とにかくガムシャラに
ガシガシ弾くことが多いせいか、それがボーイングに悪影響を与えていることに
気付かされました。
どんな早い曲も、難しい曲もガシガシ弾かないで、
譜面をしっかり分析して、弓の量やボーイングの仕方を決めて弾けば
それほど慌てることはないのだと、師匠にご指導いただきました。
ガシガシ弾けば弾くほど音はつぶれて悪くなり、響かなくなる。
もっとリラックス〜〜!ってことなのだと。

実はアンサンブルの本番が来月です。
ヘンデルの水上の音楽はソロがあるのですが、このご時勢ですから
万が一にでも本番の日にソリストがコロナ関連で出演できない事もありえる!と
言うことで私が代弾きすることになり…。
今までは気楽に後ろの方が弾いていたのに、
そうも言っていられなくなりストレスとプレッシャーでどんより。
それで本日はレッスンの最後に師匠に見ていただきました。
見ていただいて、色々とアドバイスをいただいたので、少し気持ちが楽になりました。
もし本番で不足の事態が起こり、私が弾くことになったとしても
対応できるように頑張ります。

フリマリーの音階教本の重音(3度と6度)が宿題になりました。
クロイツェル29番は合格。次は30番です。
ヘンデルの課題曲は引き続きやります。

やることがいっぱい。でも頑張るしかない。
レッスンはとても充実していて楽しかったです。
師匠、ありがとうございます。





# by collages1122 | 2022-10-06 15:40 | ヴァイオリン
「夏の思い出」が切なく響く今日この頃。そろそろ8月も終わりです。
今年の夏は暑かった。過去にないくらい暑かった。
コロナ禍のせいで、ほとんどどこにも行けない夏だった。
それでも過ぎてしまえば、何だか寂しいなと感じるのです。

レッスンはいろいろ事情があって延期になり、2ヶ月ぶりでした。
その間に果たして私は進化したのでしょうか。
まるで審判が下されるみたいに、ちょっと緊張して
今日を迎えました。
師匠はにこやかにご到着。

★ ボーイング

D線の時に、ダウンとアップで肘の高さが変わってしまう。
  同じ高さ、角度にすること。
弓先に来た時に、音がしぼまないようにすること。
右手の薬指が弓から離れないようにすること。
(小指は離れても良いが)

★ 音階、分散音

D dur;
●音程はとても良く、綺麗に響いています。
●ただダウンアップごとに呼吸しているのが見える。
全ての音を隙間なく繋げて同じボリュームで弾くこと。
●ダウンはほんの少し音を長くねばって(アップより)弾いてみよう。

★ クロイツェル29番(途中まで)

●音程は素晴らしく良くなった。前回とは雲泥の差。
●音程ができたら、今度は音の並びの変化を意識して曲っぽく弾いてみよう。
4音をスラーで繋げてみて、曲っぽさを作ってみると良い。
●次回は続きをやってみてください。

★ ソナタ第3番へ長調 byヘンデル

●出だしの1小節目は、3本の柱があると思って、しっかり弾くこと。
3音を繋げて弾こうと思わなくて良い。ビブラートもしっかりかけて
はっきりと。一つの音の最初から最後まできちんと音を出して。
最後にしぼんでフニャとならないように。
●5小節目のスラー2つ、はしょって聴こえないようにしっかりと。
●ボジション移動で慌てない。
●17小節目、2拍め「ソファミレド」がギコギコ聴こえる。
●18小節目は思い切り歌っても良い。
●4分音符にビブラートをつけるのは良いが、それによって右手に
力が入ってしまい、音がそこだけボリュームアップして聴こえるので改善すること。
●16分音符が多いので、そのためのボーイングの練習をすること。
(弓量少なく、速く弾くボーイング)


今回も盛りだくさんなレッスンでした。
右手薬指が弓の上でパタパタする癖がついてしまっているようで、
その癖を早急に治さなくては!がまず一つ。
それから16分音符を均等に淡々と弾くための練習(ボーイング)を
取り入れていくことにしました。

エチュード(クロイツェル)は、前回があまりにも音程が酷くて、
師匠が呆れてしまったのではないか?と私自身危機感を持ったので、
この2ヶ月間はとにかく音程。どんなに時間がかかっても良いから
一つ一つの音の音程を確かめながら、響きを確認しながらゆっくり弾いて
練習してました。その成果が出ました。
今日は音程を誉められた〜〜。報われた〜〜。
師匠が「こうやって音程をしっかり弾いてくれると、
もっとこうして弾いてみたら?曲っぽく作ってみたら?とこちらも
欲が出るの。」と言ってくださり、嬉しかったです。
それに音程が正しいと、楽器の音色が全然違うのですよね。
キラキラしてる。

ヘンデルの方はまだ一回目なので、どうなるかな?と思っていたけれど、
やっぱりダメ出してんこ盛り。
曲って、譜読みしてその通りに弾くだけじゃダメなのですよね。
むしろそこからが始まり。そこからが難しい。技術とセンスが問われるのです。
どうやって表現していくか。しかし技術がないと表現できないし、
またここから悩みが始まる〜って感じです。

入団した弦楽アンサンブルの本番が11月。
そちらの練習にも追われ、少々大変な日々ですが、
相棒(my 楽器)と一緒に頑張ります。






# by collages1122 | 2022-08-25 14:45 | ヴァイオリン
まだ6月なのに、ものすごい暑さです。
関東は梅雨明け宣言はされていませんが、もう梅雨明けしたのでしょう。
週間天気予報を見ても、雨マークはもはや一つもありませんから。
今日は最高気温36です(埼玉南部)。
無理をせずに、適度にエアコンに頼りながら、
自分の体調に注意して過ごすしかありませんね。

そんな猛暑の中、師匠が茨城県からレッスンに来てくださいました。
途中事故渋滞に遭い、いつもよりも時間がかかってのご到着。
本当にありがとうございます。
その恩に報いるためにも弟子として頑張らなくちゃ。

★ ボーイング

D線の時には肘の高さに気をつけて。
(ダウンの時に途中で肘が少し下がるので注意)
音の響きはとても良いです。

★ スケール&分散音

D dur;
音の響きも、弓の分量、弓の速さ、
どれも良いです。大変よく弾けていると思います。

★ クロイツェル29(スラーなし。途中まで)

● 音程に注意。響きを確認し、
もっと精密に音程をとること。
● 先に先に弾くことを意識せず、もっとゆったりと
じっくり(スケールを練習する時のように)練習することを
やってみたら良い。

→ もっと少ない分量で良いので、丁寧な練習を。

★ ジーグ ソナタニ短調より  byヴェラチーニ

● 前回よりもすごく良くなった。
全体的にはとても綺麗に弾けています。
● ただ53〜54小節目の16分音符は音程がダメダメでした。
雑に弾かないように。
● 56小節目の重音で、Fの音程がF#に聴こえた。
要注意です。この曲でF#は有り得ないのです。

→ 合格。

本日のレッスンも無事に終わりました。
前回よりもマシだったかな。しかし音程に関しては
本当にたくさんダメ出しされました。
練習方法を少し変えてみるのも良いかもしれない。
今までは、毎日3回くらい全体をサラ〜ッと弾く、って感じの練習だった。
でもこれからは全体をこなすのではなくて、音程ができてないところを
探求して、見つけたら徹底的に部分練習。
クロイツェルはそのようにやってみよう。

曲(ジーグ)の方は合格で嬉しかったです。
私が弾いている前で師匠が楽しそうな表情で聴いているのが見えて、
さらにノリノリで弾くことができました。
スズキメソッドの5巻はここで終わり、6巻に入ります。
次の曲はソナタ第3番へ長調HWV370 byヘンデルです。
新しい課題曲を与えられるとワクワクしますね。頑張ります。








# by collages1122 | 2022-06-27 15:42 | 楽器&活動記録
5月最終日。
今年の5月は五月晴れと言える日は少なく、
寒かったり、暑かったり。 つい2日ほど前は30度超えの暑さだったのに、
今日はひんやり肌寒い。
体もついていけないけれど、楽器の調子もイマイチのような。
そんな時、ヴァイオリンも生きてるんだな〜と思います。

さて、今日は1ヶ月ぶりのレッスン。
どうなりますことやら…

★ ボーイング

D線を弾く時に、弓先で音が抜けないようにしてください。
太く豊かな音が出ることを意識して。
A線はよく音が出ています。

★ スケール&分散音

D major
全弓ではなく、もう少し弓量を少なくゆっくり弾いて、
音のつながりを大切に。
アップからダウンに切り替わる時、
アップになった途端に速くなる気がします。
今日は少し音程が甘いです。気をつけましょう。

★ エチュード/クロイツェル29(前半)

●全体的に音程が甘いです。
まずはスラーを全部取って、一音一音をじっくり弾いてみること。
響く音を探してください。
●指の使い方を効率的にすること。指を跳ね上げてます。
もっと低空で指が動くようにすること。
●最初の4小節が特に音程が難しいので、そこをしっかり。

→ じっくりゆっくり音の響きを感じながら練習してください。

★ ジーグ ソナタニ短調より by ヴェラチーニ

●最初の出だしの八分音符はわりとしっかりした音を出すこと。
あやふやな音ではだめ。しかし2小節目はそれよりももっとしっかりした音で。
●八分音符のスラー付きは、最初を強く弾く。
●時々出てくる重音は音程が全然ダメ。しっかり確認しましょう。
●16分音符の細かいところは、手がバタバタしている。
もっと低空で弾くこと。意識して気をつけましょう。
●円を描くような気持ちで弾く。

→ もう一度。

今日はどうしたことか、良いところがなかった!
ボーイングからしてダメ出しの嵐。
スケールもエチュードも曲も、全体的に音程が悪く、
手もバタつき、全然進歩がなかったな。辛い…。
言い訳になってしまうけれど、
入団したアンサンブルの曲が大量で、その譜読みをガツガツやったせいで、
ボーイングが荒れたのかな、という気はしてます。
でもその譜読みも一段落しつつあるので、
そろそろゆったりとした気分で基礎練から取り組む必要があるのかも。

気づかないうちに、いろいろなことが少しずつ乱れたり、曲がったり、歪んだり、
間違ったことをしてしまうから、
それをいつもいつも修正しつつ、真っ直ぐに直しつつ、
前へ進んでいかなくてはならないのだよね。そのためのレッスンなのだよね。
師匠に見ていただかないと、
少し曲がったところが、時間と共にどんどん大きく曲がっていってしまうよね。
師匠の存在がありがたい。

とはいえ、今日のレッスンでは少々凹みました。
気を取り直して明日からまた頑張るぞー!





# by collages1122 | 2022-05-31 16:12 | ヴァイオリン
暑くなったり寒くなったり、気温もお天気も安定しない4月が
もうすぐ終わり、明日からGWです。
以前は「ラ・フォル・ジュルネ」で音楽に酔いしれていたGWですが、
コロナのせいで開催されなくなり、今ではあの楽しかった日々は
夢の中の出来事のようにさえ感じます。またいつか戻ってきてほしい。

さて今日は一ヶ月ぶりにレッスンでした。
師匠はとてもお元気そうに我が家にいらしてくださいました。
ホントにいつも出張レッスン ありがとうございます。

★ボーイング

ダウンで弓先まできた時に右の肘が下がらないようにしましょう。
右の肘は同じ弦をロングトーンで弾いているのだから、
それを意識して、角度を変えないように。

★スケール&分散音

D moll;
音程は良いのだが、
アップで弓元まで行った時に、左の楽器を持つ腕が内側に入ってくる。
楽器を内側に入れないで、そのままの位置にして、右手の弓が弦に近づいていく感じに
しましょう。さらにその時に右の肩を上げないように。

ダウンの音をもう少したっぷり弾くと、アップとのバランスが良くなります。
なので、ダウンは一呼吸長めに弾きましょう。

分散音は良いです。

★クロイツェル27番(途中から最後まで)

音程の難しい曲だけれど、良くできました。
27番は終了。 次は29番をやってください。

★ジーグ ソナタニ短調より by ヴェラチーニ

●弓の分量を多くしない。
●弓元に近いところで弾く。
●ポンポン飛ぶ感じではなく、もっとソフトに。
●スラーは最初はしっかり音をのせて、しだいに音を抜き、
響きだけを残すようなイメージで。
●直線的ではなく、丸く丸く進んでいくようなイメージ。
●2小節目の四分音符、4小節目の四分音符、など大事にする。
●長めに伸ばすところでも、弓を使い過ぎないように。
●装飾音符を大切に。しっかり弾くこと。
●20、21小節目の重音は、下の音もしっかり出して。

一週間前くらいから弦の劣化を感じ、
レッスンが終わったら張り替えなくちゃ、と思っていました。
しかし一昨日に金属的な音が聞こえ始め、
これはもうダメだ、限界だ、レッスン前に張り替えよう。
と思い、一昨日の夜に張り替えました。
記録を調べてみたら、前回の張り替えから5ヶ月以上経ってました。

今日のレッスンは全体的に調子が悪く、
ボーイングから師匠にダメ出しをいただき、
クロイツェルはまあまあだったけれど、課題曲のジーグは
良いところなし。
ちゃんとした音になってない。弓が暴れてる!と。

オーケストラやアンサンブルの曲を練習していると、
こなさなきゃ!という気持ちが強すぎて、
どうしてもワサワサと弾く感じになってしまい、しっかり自分の出してる音と
向き合えてなかったのかもしれません。反省反省。
時には気持ちを落ち着けて、響きを意識できるゆったりとした曲を弾き、
自分も楽器もリラックスできる時間を持つことも大切かもしれないな、と思いました。

しかし2010年にヴァイオリンを習い始め、
基礎をしっかり叩き込まれ…と思っているけれど、
前回レッスンから1ヶ月開くと、ボーイングの形も崩れ、
身体のおかしな動きまでプラスされて
師匠が「なんでそんな無駄な動きする?体が内側に入っていってる。
もっと大らかに!」
と指摘され、自分では気づいていなかった、悔しい。となる。
やっぱりレッスンって大事だな〜と本当に思います。
そして厳しく指導してくださる師匠に感謝。
身体の無駄な動きや悪い癖は音に影響し、こもったり、響きが悪くなり、
伸びやかさが欠けたりしてしまうから、
一つ一つを毎日毎日自分で確認してなくてはね。

エチュード(クロイツッェル)は次は新しくなります。
まずは譜読み頑張ります。

課題曲「ジーグ」ではテクニック的なことも教えていただきました。
この曲は音はそれほど難解な感じではないのですが、
スタッカート、スラー、装飾音符、重音、そしてリズム。
弾きこなすにはかなり練習しないと。

とにかく練習だ。




# by collages1122 | 2022-04-28 15:28 | ヴァイオリン