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レッスン 171回

寒かった冬ももうすぐ終わり、春はもうそこまで来ています。
花粉も飛んでいます。裏山の杉林は真っ赤っか。
先週は、私の所属しているアンサンブルで
市内のコミセンにて早春コンサートを開催し、
生涯学習部の方々をお招きし、
クラシックから映画音楽、唱歌まで演奏しました。
楽しかったです。

曲目;「崖の上のポニョ」、ヘンデルの「驚愕シンフォニー」
風と共に去りぬから「タラのテーマ」、「ムーン・リバー」
「どこかで春が」「G線上のアリア」
「美しき青きドナウ」


さて、レッスンに行って来ました。

★ ボーイング


D線はOK。大変良く音が響いています。
A線は肘が少し落ちているので、もう少しD線よりの角度で
最後まで保つようにしてください。

★ スケール&分散音

Es dur;
音は綺麗につながり、良く響いていますが、
ハイポジになった時に、左手が開いてしまう瞬間がある。
開かないで、同じ手のままポジ移動してください。
音程はOK。

★ 一弦上におけるポジション移動練習

A;
前回はF-4までいき、今回からまたAに戻って再び練習。
前回(数ヶ月前)にやった時よりもはるかに良くなっている。
届かなかった音にも楽々届くようになっている。ナイス。
手の形はOKです。音程が若干不安定ですので、
もう一度練習してきてください。

★ エチュード(クロイツェル26番)

39小節まで;
⚫︎全体的にボーイングはすごく良くなりました。
弓の量、スラーとのバランスも良いです。
⚫︎28小節目あたりから♭に注意。音程が中途半端になっている。
⚫︎34小節目からは、左手の動きに注意。一音だけハイポジになるが、
その時は4指で一か八かで抑えるのではなく、4指についていくように、
1指でオクターブ下の音をきっちり抑えておくと良い。

→ 以上のことを注意して練習。そして最後まで進んでも良いし、
進まなくても良い。

★ カバティーナ (バイオリン名曲31選)


⚫︎4小節目の「ミラミファ」は途切れずに滑らかに弾く。
⚫︎20小節目の16分音符はあまり時間をかけずに弾く。もたつかない。
⚫︎35小節目からのハイポジは、もっと豊かに音を出して。
途中でしょぼくならないように頑張れ。
⚫︎重音部分は、力入りすぎ。弓も暴れている。
もっと滑らかに横に進んでいくように
切れ目なく弾く。この部分はまずはサラサラ弾く練習をしてから、
曲を作っていった方が良い。

→ もっともっと弾いてみて、曲を作ってください。

今日も充実した良いレッスンでした。
師匠もお元気そうで、何より。

クロイツェル26番は、スラーのついている音符とついていない音符のバランスが
難しくて四苦八苦してましたが、今日はようやく
「すごく良くなった。ボーイングはOK」と言っていただけて、
この感じで弾けば良いのだ、というのがやっとわかりました。良かった!
まだ最後まで譜読みができていないので、次回はゴール目指して頑張ろうと
思います。

カバティーナは、まだまだ下手ですが、下手なりに大好きな曲。
どんな嫌なことがあっても、この曲を弾くと心が癒され、
暖かい気持ちに満たされ、元気がチャージできるような。
私にとってはそういう曲になりつつあります。
落ち着きのある重厚なメロディーが、大きな感動を与えてくれるんです。
一生弾き続けていきたいくらい好き。
そんな話を師匠にしたところ、師匠も「わかる!」と。
だからもっともっと弾いて、この曲を弾きこなしたい。
それには重音。 
重音が大きな壁になっております。重音になると、
緊張して無駄な力が入って弓が暴れる。力みすぎなのですよね。
曲の流れの中で自然に重音も弾ければいいのに。
今日は師匠のお手本をしっかり頭に叩き込んだので、
それをイメージしながら練習したいと思います。
カバティーナの完成目指して頑張ります!!


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by collages1122 | 2018-02-26 16:50 | ヴァイオリン