人気ブログランキング | 話題のタグを見る

レッスン 144回


梅雨真っ只中。湿度の高い日が続きます。
が、連日70%以上の湿度の中、愛器レイチェルは健気に頑張っています。
私もだるいだるいと言わないで、シャキッとしなくては。

今日は珍しく朝からカラリとした晴天。真夏のようなもくもくとした雲。
気分も晴れやかに、レッスンに行ってきました。

★ ボーイング

音が良く響いています。 OKです。

★ スケール & 分散音

C dur;
音が良くつながっています。音程もOKです。

★ 一弦上におけるポジション移動練習

E線;
上がって行く時は音程も良く、手の形も良いのですが、降りてくる時に
若干小指が開いてしまい手がバタつく。それに伴い音程も不安的になるので注意。
G線;
E線と同じく手が開いて音程が安定しない部分がある。小指の動向に注意。

→  とりあえず合格。 次の課題へ。

★ エチュード (クロイツェル 6番)

⚫︎ 今日は音程が素晴らしいです。
きちんと正しい音程で、音が良く響いてます。
⚫︎ 移弦の時に弓が暴れる。 
この曲の場合、移弦がとくに多いからかも。
G線からE線まで肘の角度をつけすぎているので、全体に肘の高さを高めに設定し、
最小の角度で移弦しながら弾く。肩を入れたりして腕の重みを弓に伝える。
などなど、 自分で分析しながら弾いてみること。
弓が暴れる、ということは無駄な動きが多いということ。
要注意。

→  合格。

★ 春の歌   by Mendelssohn (バイオリン名曲31選)

⚫︎ 出だしの部分 「 ドーーレレミラ  」は一気に。
⚫︎ 16小節目の「 ミ 」はよく響かせて。
⚫︎ スラーでつながる8分音符4つは、しぼまないように。
それには弓を最初で使いすぎないようにする。
⚫︎ 途中あちこちに出てくる  「 付点四分音符+付点八分音符」は、切らないように弾くこと。
弓の速度を変えずに、しっかりを出す。
⚫︎ dim.は音を小さくしすぎずに、ちょっと落ち着くようなイメージで。
⚫︎ 最後から10小節目のテヌートは、音をちょっと長めにしっとりと弾く。
以上のことを注意して弾いた結果、

→  合格。

今日は久しぶりに合格連発でした。
嬉しい反面、次回はすべて新曲になるわけで、焦ります。
ちょっと大変かも…。
しかし音程が劇的に良くなった、とお褒めの言葉をいただき、
嬉しいです。
この二週間、チューナーなしの練習を続けてきました。
調弦の時に確認したら、スイッチをOFFにして、
あとは自分の耳と楽器の響きをたよりに弾くのみ。
最初はついついチューナーの方を見てしまったのですが、
少しすると慣れました。
今までは、音程は(チューナーを見て)目で確認していたのですが、
耳で確認することが普通になって、
「音程は楽器が教えてくれるのだな。」と思うほどに。
音程がぴたりと合えば、花が咲くような美しい響きが待っています。
そんな風に練習して、師匠に褒められて、
有頂天です。

「 もう5年半も経ってるのに、今頃チューナーをどうのこうの言うなんて
恥ずかしいです。」 と師匠に言ったところ、

 「5年半経ってるからこそ、そういうことができるのよ。
最初はやはりチューナーが必要だし、なかったら練習にならないもの。
今だからこそ、チューナーを放すことができるの。
やり方は間違っていないよ。」

と嬉しいお言葉。うるうる…

メンデルスゾーンの「春の歌」も合格になりましたが、
とても好きな曲でした。
「 この曲は、あなたに合ってる。レパートリーにしなさい。」とのこと。
時々は弾いて、もっと自由に楽しく弾けるようにしたいな。
次の課題曲は、「花の歌」です。

さてさて、スケールから「花の歌」まで、
すべて新課題です。頑張らなきゃ!



↓応援クリックお願いします。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村





by collages1122 | 2016-06-27 15:13 | ヴァイオリン