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連日の猛暑が続く8月。
最近では35度越えなんて当たり前になってきましたね。
40度越えも当たり前になってしまう夏がいつか来るのでしょうか?
恐ろしいです。
今年の夏は、ほぼどこへも行かずに、
涼しくしたお部屋の中でヴァイオリンの練習に励む。
それで良し、と思ってます。

さてさて、灼熱の埼玉県へ、少しだけ涼しい茨城県から
師匠が出張レッスンに来てくださいました。
2ヶ月ぶり。 お久しぶりです。
まずはお互いの近況報告をたっぷりしてから、
厳しいレッスンがスタートです。

★ ボーイング

D線で、右肘が上がり過ぎている。
E線で、右肘を下げない。体と腕の間に適度な空間を作ること。
弓元と弓先では弓を少し倒し、弓を返す時にガツンとならないようにすること。
音の鳴りが悪いように感じるので、フラジオで響かせ、楽器を整えてあげましょう。

★ スケール&分散音

C dur;
音程をもっと精密に。
練習方法としては、D線のミを押さえ、同時にG線の開放を鳴らす。
その時にきちんとハモっていれば、ミが決まる。そうしたらミの位置を動かさずに
G線のド、シ、ド を弾きスケールを始める。
他には、隣の弦の開放を弾きながら、重音で音程を確認しながらのスケールをやってみること。

★ エチュード(クロイツェル2番)

●精密に音程を正しく確認しながらの練習が必要。
●全ての音が綺麗に響くようにしなければなりません。
大変なので、全てやる必要ななく、半分でも三段だけでも良いです。
●ゆっくり弾いてください。
●弾いている時に、左の掌が開いているようなので、
 しっかり指板の上に覆い被せるようなイメージでいてください。
●人差し指がフラフラしないように。
●薬指の音程が低くなっているので、注意。

★ ソナタ第3番ヘ長調2楽章 byヘンデル

●出だしの8分音符が短すぎる。
●16分音符はギコギコ弾かないで、もっとすっきりと淡々と。
●全体的に8分音符は、もっと弓を使ってたっぷりと。
●10小節目のスラーの後の16分音符2つはきちんと弾く。
→  合格です。

2ヶ月ぶりのレッスン。
師匠はますます音程に厳しくなっており(元々厳しかったけれど)
絶対に妥協はしてくださらず、今回は私も音程を中心とした練習をしてきて
のぞんだレッスンだったのですが、玉砕した気分です。
もっともっと精密に!でした。
絶対音感を持っていない私にとっては、一生の課題になりそうです。
師匠に「もう少し上、もう少し下。あ、行き過ぎだよ」と言われても、
私にはよくわからない。気付けない。その違いがわからない。本当に微妙だから。
師匠にそのことを言ったところ、
「だったら弦を見て。ピッタリのところであれば弦が震えてるから。
響いてる証拠だから。」と。
確かに!音の正しさが目で確認できるのは、弦楽器ならでは。
本当に師匠のレッスンは勉強になります。 頑張らねば。

エチュードは、本来ならクロイツェル30番が課題なのですが、
初心に戻りたくて、2番を見てもらいました。
しばらくはこの感じで練習してみようと思ってます。

課題曲のヘンデルは合格でした。良かった。
1回目に弾いた時には、まるで習い始めた子供が発表会で弾くように
チャカチャカガシガシ(自分では軽快に弾いてる気でいた)弾いていました。
ところが師匠が「もっと流れるように16分音符を弾いて。ギコギコしないで淡々と」と
言われて弾いてみたら、なんだかエレガントな感じで素敵に弾けました。同じ曲を弾いたとは
思えないほどの気持ち。
師匠も「今まで弾いた中で一番良かったわよ」と。
同じ曲なのに、師匠の一言でこんなに変わるとは〜〜。我ながらびっくり。
そしてめでたく合格。 次は最終章に進むことになりました。
楽しみ。







# by collages1122 | 2023-08-24 15:38 | ヴァイオリン
梅雨に入り、毎日毎日蒸し暑い今日この頃。
ヴァイオリンの弓毛が緩みがちです。
しかし、梅雨が明けたらとんでもない暑さがやってくると思うと
多少蒸し暑いけれど、気温はそれほど高くもない梅雨を
楽しみたいな、と思ったりします。

私が所属している弦楽アンサンブル。
団員は25名ほどいます。
その団内で、気の合う物同士でカルテットだったり、トリオだったり、
ユニットを組んでいます。
そして、その発表会が来週あるのです。

今日は師匠がいつものように出張レッスンに来てくださいましたが、
クロイツェルや課題曲のヘンデルをやる時間がないほど、
発表会の曲を見てくださり、ダメ出しをたくさんいただきました。
あと一週間後に本番なのに、今更ながらあれこれ直されたり、
表現方法の間違いを指摘されたり、たくさん課題をいただきました。
大丈夫か?私。
しかし、最後まで最善を尽くします。

曲名は伏せさせていただきます。
クラシックではなく、私が長年好きでいつか弾きたら!と
願い続けてきた曲。大好きな曲を弾けることの喜びを心に、
カルテットの仲間と息合わせて、本番では楽しく思い切り
のびのびと弾きたい。
それから、今回団内発表会に合わせてカルテットを組みました。
半年間一緒に練習してきて本当の仲間になれたようで嬉しい。
さあ、頑張ろう!






# by collages1122 | 2023-06-22 20:48 | ヴァイオリン
今日は湿度が低く、気温は24度。
サラリとした爽やかな晴天。気持ちが良いです。
1ヶ月ぶりのレッスン。
今回も師匠が茨城県から埼玉まで出張レッスンに来てくださいました。
いつも本当にありがとうございます。
5月7日に江東区のミレニアムホールで、師匠ご出演の演奏会があり、
その時のお話などなど積もる話をたっぷりしてからレッスンが始まりました。

★ ボーイング

弦を張り替えたのが3日前。
まだ落ち着かない感じはありました。でも綺麗な音が出てました。
よく響いています。OK。

★ スケール

G moll;
上がっていく時は良いのですが、下がっていく時に音程がふらつく。
指を立てて、下に引っ張られないようにしましょう。
音が出始まってから指を絶対に動かさないこと。(なぜか今日は動いてた)

★ エチュード(クロイツェル2番)

クロイツェルは本来なら30番が宿題でしたが、
もう一度基本中の基本である2番をしっかりやっておきたくて、
師匠にお願いして2番をやることにしました。
結果、やはり音程がふらついていました。
特に今日は、A線のC とE線のGが低いと言われました。

★ ソナタ第3番ヘ長調HWV370 第二楽章 by ヘンデル

● 2小節目の16分音符はでこぼこ弾かないで均一に。
特に3音目の「ラ」が短い。そして16分音符はひとかたまりになるように。
●23小節目は4の指がどんどん低くなっていく。丁寧に。

→ もう一度。

★ ヴィヴァルディ「調和の霊感」3-8  2楽章

● ロングトーンの弾き方
●  スラーの弾き方など


今回はとにかく音程が悪い、(師匠の)許容範囲を超えている、とまで言われ
かなり落ち込んでいます。今まで音程に関して注意されることはありましたが、
師匠の許容範囲を超えてるなんて!!どんだけ?

所属しているアンサンブルの団内発表会が7月にあるので、
その時に弾く曲の練習でいっぱいいっぱいで、
とにかくこなす、どんどん弾く、
ということに囚われていたので、音程を丁寧に見直すということを忘れていたせいです。
音程が後回しになってしまっていました。一番大切なことなのに。
美しい音で、たっぷりのボリュームで弾くには、まず音程。
それをわかっていたはずなのに。
でも落ち込んでいる暇はありません。
団内発表会に向けて、そしてその先の未来の演奏のためにも、
明日からしっかり精密な練習を心がけたいと思います。
がんばります。 師匠、見放さないでくださいませ。








# by collages1122 | 2023-05-25 15:46 | ヴァイオリン
今年ももう4月。
すっかり暖かくなりました。桜も散って、
花粉症もピークを過ぎ、
今日は強風で中国からやってきた黄砂が
空を黄色っぽく染めています。

そんな中、師匠が出張レッスンに来てくださいました。
いつも本当にお世話になります。

ーーーーー

レッスン、
今までは、ボーイング、スケール、分散音
それからエチュード(クロイツェル)、課題曲
という流れでやってきました。ところが最近、
私が昨年入団した弦楽アンサンブルの次の演奏会(来年4月)で、
ソロに挑戦してみないか?と楽団の運営の方に言われました。
この楽団では、常に上手な方がソロを弾くのではなく、
色々な人にソロを経験させて、楽団全体のレベルを上げていくという
方針のようで、私にも声をかけてくださったのです。

ソロを経験するなんて、私の人生の中であるかないかの凄いチャンスなので、
挑戦してみることにしました。
曲はヴィヴァルディの「調査の霊感 3-8」の2nd です。

師匠に相談して、今回は調和の霊感を見ていただくことにしました。
もう何度かtuttiと合わせて弾いているので、
その時に気づいたこと、マエストロに言われたことなどを中心に
見ていただきました。

ーーーーーーーーーーーー

★ ボーイング

とても綺麗な音が出ています。
弓先で音が抜けないように注意してください。
よく響いてます。

★ スケール

G minor ;
音程に注意。一音一音が綺麗に弾けていますが、
ところどころ「低いかな?」と思う音があるので注意。

★ ソナタ第3番 へ長調HWV370の Allegro byヘンデル

● アーフタクトは弱めに。
● 16分音符がバタバタしている。まとまりをもって弾くこと。
音符の長さは均等に。移弦の時に音が長くなりがちなので、
気をつけてる。

★ ヴィヴァルディ 調和の霊感 3-8

1楽章:
2楽章:
●1小説目の2音目は、1音目よりも軽く、小さく。
●9小説目は、もっと平らかに弾く。表拍よりも裏拍が強くなることはNG。
●楽譜に見える音の形の通りに弾くこと。
●小節の頭をきちっと意識する。音を膨らませないこと。
(音がブワ〜っと大きくなっていくのはダメ)
3楽章:
● 8分音符が随所に出てくるので、焦らず、均等に弾くこと。
● テンポを変えない。
● 8分音符は音の長さを均等に。移弦した時に音が長くなるので注意。
●87小節目からは表拍をきちっと合わせる。遅くなりがちになってます。
発音をしっかりしましょう。3拍子を意識して遅れないように。
●87小節目は、最初の一音目「ミ」を弾く時に弓を速くする。弓先まで一気に。
音がゆらゆらしないように注意。
●91小節目は、付点を活かす。キリっと弾く。
●全体的には、もっと分析して、弓のあり方とかも研究してから。まずはそこができていないと
曲にならない。

今日のレッスンはこんな感じでした。
特に8分音符の弾き方はしっかり丁寧に教えていただきましたが、
なかなかできません。ダウンとアップが同じ速度で、同じ弓の分量で弾く。
というのが、シンプルだけど難しいのです。
もう何度かアンサンブルの練習でtuttiと合わせて良い感じに弾けてるかも?と
思っていた自分が恥ずかしいくらい今日は師匠にダメ出しされました。
凹む。
しかし本当に丁寧に熱心に教えてくださったので、
明日からの練習の指針になりました。ここを弾くには、
こんな練習をしたら良い、という事もわかったので、
また頑張ります。

今回は途中までしか見てもらえなかったヘンデルのソナタも
次回は通して弾けるように(師匠に途中で止められないように)
しっかり練習しておこうと思います。

ふぅ〜 疲れた。



# by collages1122 | 2023-04-12 14:23 | 楽器&活動記録
新しい年になりました。
昨年は都内の弦楽アンサンブルに入団し、仲間もでき、
忙しくも楽しいヴァイオリン生活になりました。
今年も引き続き同じアンサンブルで楽しみたいと思います。
それから団内で気の合う友人とカルテットを結成したので、
そのお披露目(今年7月)もあり、気合が入ります。
2010年に始めたヴァイオリン。
今年は頑張って一段二段は階段を上がるつもりで頑張ろうと思います。

さて、今日はなんと3ヶ月ぶりのレッスンでした。
前回が10月6日。
なかなか師匠とのスケジュールが合わず、
今日までのびのびになってしまいました。

★ボーイング

●ダウンの時に肘が下がって、アップの時に肘が上がるのは
直しましょう。アップもダウンも肘の高さは変わらずに、
そのままの高さで弾きましょう。
●弓先での切り替えは丁寧にしましょう。(弓元ではOKです)

★ スケール&分散音

B dur;

●ダウンもアップも淡々と弾きましょう。
●E線を弾く時に腕が下がり過ぎる。
楽器の持ち方が今日は偏ってます。もっと平に持ちましょう。
●A線とE線の移弦に注意。肘でコネクリ回すようにEからAに行かないこと。
余計なことはしないように。

★ エチュード(クロイツェル30番前半)

●ダウンよりアップの方が強くならないように。
●もっと速度を落として良いので、弓の分量を少なくして
弓のスピードも遅くしてみましょう。
今日は弓が速く大振りしているようです。*注意
●#のあるなしなど、所々音が違う。楽譜をよく見ること。
●E線とA線の移弦に注意。(分散音でも注意したけど)

→ 同じところをもう一度。

★ ソナタ第3番 ヘ長調 byヘンデル

● 出だしの音(ファ)は、弦に弓を置いた状態で弾き出す。
まっすぐな音で。
次の音(ド)は、最初の音(ファ)よりも大きくなってはいけない。
●16分音符は、イメージよりももっとベタ弾きして音が抜けないように。
たっぷり弾かないと、最後がはっしょったように聴こえる。
●8分音符もしっかり音が抜けないように。
●音が抜けないようにすることはもちろんだけど、
発声した時からしっかりした音で。後からボワ?んと膨らませない。

→ 合格。

今日は久しぶりのレッスンで、師匠にお会いしたのも久しぶり。
お喋りに花が咲き、30分遅れでレッスンが始まりました。
3ヶ月ぶりなので、その間にいろいろな癖がつき、
ボーイングからして師匠に直され、少々落ち込みながら弾きました。
それでもなんとか課題曲のヘンデルが合格できて嬉しかったです。

今年はなんとしてももう少し上達してステップアップしたい。
と師匠に正直な気持ちを伝えたところ、
基礎練としては、スケール、分散音、エチュードをやる、ということで
間違いはない。ただその練習方法。
ただただ弾く、回数を弾けば良いということではなく、
弓の分量、弓の速度、弓の弾く場所、弓毛の量などなど
工夫しながらが大事。いつも同じ感じで弾くのではなく、
このくらいの場所(弓の弓先寄りか、中央か など)で弾いたら
どんな感じかなどを細かく分析しながら練習するのが大切ではないか。
と教えていただきました。

それから、もう一つ。
音量が小さいと言われたけれど、どうしたら良いか?
と質問してみました。
弓を速くしたり、大振りをしたりするのは違うと思う。
圧を大きくして弾いてみる。しかしそれによって音が潰れてしまっては
逆効果。
あなたの場合は、
どういうわけかスケールやエチュードではしっかり音量が出ているのに、
課題曲になると音が小さくなるのは以前から。
それはなぜか。やはり考えられるのは、自信の無さ。
これを克服するには、練習はもちろんだけど、場数を踏んで
経験を積むしかない。なのでこれから変わっていけるはず。
頑張って。

色々と本日も勉強になりました。
遠くから出張レッスンに来てくださる師匠。
来てあげて良かったわ、と思っていただけるように、
今年も頑張ります。








# by collages1122 | 2023-01-12 16:13 | ヴァイオリン