レッスン 142回
爽やかな風が吹き抜ける5月も下旬になりました。
もうすぐ6月。 そろそろ梅雨入りかな?
今年の梅雨は高温多湿になるそうで、今からうんざりしています。
湿度が上がってきたので、ヴァイオリンの音程も下がり気味。
音もちょっと変わってきました。
キラキラ、カラリとした音ではなく、
キラリキラリ、ジーン、って感じかな。うまく表現できませんが、
ヴァイオリンを毎日弾いてる方ならわかりますよね。
さて、レッスンに行ってきました。
師匠の都合で5月は1回だけになってしまったので、
久しぶりのレッスン。ちょっと緊張。
★ ボーイング
弓元で音が抜けるような感じがするので、注意。
しっかり音を響かせながら弓を返しましょう。
★ スケール&分散音
C dur;
⚫︎ ポジ移動する時と、移弦する時に少しテンポがずれる。
その前の音でボーイングが減速している。
右手のボーイングは同じ速度で動いているように。
⚫︎ D線とG線を移動する時に、弓が暴れる。右手の肘に注意!
★ 一弦上におけるポジション移動練習
D線とA線;
⚫︎ 淡々と弾いていて、弓の分量もテンポも良い。
左手も指がバタバタしなくなり、とても良いです。
次はE線も練習してきてください。
★ エチュード (クロイツェル 6番)
⚫︎ D線とG線を移動する時に弓が暴れないように注意。
⚫︎ もっと音を響かせる。 和音を意識して弾く。
例えば、一小節目は、
まず 「ミ」 を弾いて、G線の「ソ」を弾いて、2音同時に弾いてみる。
その2音が美しい和音になって響いたら、
今度は、G線の「ド」を弾いて、「ミ」と合わせてみる。
このような練習をして本当に響く音を耳で覚えて練習してみること。
→ もう一度。
★ ラルゴ by Handel (バイオリン名曲31選)
⚫︎ 最初の音は「p」と書いてあるが、 だからといって
か細いヒョロヒョロとした音で弾き始めないこと。mf くらいだと思って
弾き始めること。そして フォルテでは思い切り音が出すこと。
⚫︎ 後半ハイポジの終盤では、
E線のハイポジでキレキレの音を出すためには、
弓をA線に倒し気味にしてE線を弾く。そして胸をはること。
するとあら不思議!濁りのない ピーンとした綺麗な高音が!
→ 合格。
今日は久しぶりのレッスンだったので、
D線とG線を移弦する時に弓が暴れる、と指摘されて
「うわ〜!変な癖がついてしまったのだろうか?」 と嘆きました。
師匠は
「まだ癖までいってない。注意されれば直るので大丈夫。」
とのこと。 気をつけなければ!
エチュードは頑張って練習していったのですが、
やはり難しい…。ポジ移動と移弦のてんこ盛りで、
しかも苦手な2ポジが多い。
自分ではけっこう弾けた、と思ったのですが、
師匠の耳にはまだまだだったようで、
「重箱の隅つつくみたいな事になるけど、もう一回やってきて。
ごめんね、つついて。」
私、つつかれ過ぎて「痛いです〜」
また2週間 がんばるわ。
ラルゴは合格。
師匠がヴィオラで伴奏してくださいました。
「私が本気で弾いてもメロディが聴こえるくらい、音量出してね。」
ええー?
地元じゃヴァイオリン10人分の音量をヴィオラで出す、と言われている師匠です。
でも萎縮している場合ではありません。
今の私ができる最大限の音でラルゴを弾きました。
気持ち良く弾くことができて大満足。至福。
次の課題曲は、メンデルスゾーンの「春の歌」です。
綺麗な曲なので楽しく練習できそう。
ジメジメした季節になりますが、
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by collages1122
| 2016-05-26 16:40
| ヴァイオリン