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レッスン 133回 & 出会いがありました。

今年も残すところあと9日! 早いですね。
12月はいろいろと動きがありまして、
まず私が所属しているアンサンブルのクリスマスコンサートが
19日に無事に終わりました。
市内の大学構内にあるチャペルの
専属オーケストラである私たちは、毎年クリスマスには礼拝の前に演奏するのです。
今回も暖かい雰囲気の中、楽しく演奏することができました。
曲目は、 オペレッタ「メリーウィドゥ」メドレー。
チャイコスフキー「くるみわり人形」。
コレルリ 「クリスマス協奏曲」。

そして、もう一つ。
ついに生涯の相棒となる、一生もんのヴァイオリンを買いました。
出会いがあったのです。

都内の2軒の楽器屋さんにたくさんのヴァイオリンを持ってきていただき、
師匠がその中から数丁選び、さらにふるいにかけて2丁選び、
最終的にドイツのオールドヴァイオリンが残りました。
新作のベルギー製と一騎打ちでしたが、
私の年齢を考えて、ある程度音の出来上がっているオールドが
良いのではないかという師匠の判断で決まりました。
今まで使っていたアリシアは7/8なので、
5年目にしてようやくフルサイズの楽器にたどり着き、
しかも本当に音質の良い、音の幅の広い、素敵な子に出会えたことが
嬉しいです。 
お値段は予算の倍でしたが、それだけの価値があると信じています。
そして宝の持ち腐れにならないように、
さらに私が育てるつもりでガンガン練習していきたいと思います。

ただ楽器の大きさがひとまわり大きくなったので、指の開き方や
音程を確認しながらの練習をしばらくしなければなりません。
初心に戻るつもりで丁寧に。

さて 今日は珍しく師匠が我が家にいらしてくださるという
出張レッスンでした。いらっしゃいませ。

★ ボーイング

上へ上へ音を響かせるというイメージで弾きましょう。
弓先までねばって。

★ スケール

G dur;
今までの楽器よりも半音の幅が広いので、指の閉じ方に注意。
音程はひとつひとつ確認しながら楽器に慣れましょう。

★ エチュード (クロイツェル 18番)


36小節目から52小節目まで;
⚫︎ 出だしの8分音符は音をつぶさないように、手の圧力で止めない。
⚫︎ 16分音符のところはひたすら音程に注意。
⚫︎ トリルが入るところも音程に注意。 特に「ミの♭」は、指の位置が
今までの楽器よりも低い感じになっているので、慣れること。

→  合格。 

★ ★ ソナタNo,2  G minor by Handel (新しいバイオリン教本4)

Andante;
⚫︎ 出だしの「ソ」はもっとまっすぐな音で。
その時に、弓が駒寄りになってしまわないように注意。まっすぐ弾く。
⚫︎ 全体的にとても綺麗。
音の幅が広い楽器なので、強弱をもっとつけてみましょう。

Allegro;
⚫︎ 15小節目の7音目〜8音目をしっかり。
⚫︎ 16小節目の「ファレ ファシ」の音程をきちんと。

Adagio;
⚫︎ ずっとつながっているように弾くこと。
⚫︎ ビブラートを綺麗に。

Allegretto;
⚫︎ 12小節目からの部分はつながっているように弾く。
3音ずつ切れているように弾かないこと。
⚫︎ 16小節目は弓を少量で。
⚫︎ 22小節目の 「ソレシシドミ 〜」のフレーズは、
弓はA線のポジションでD線を引き始める。アップで戻ってきた時に、
弓を上げすぎないこと。 
⚫︎ 27小節目の 「ソ シ ソ〜」はリズムに注意。
手の圧力で音を止めないで、もっとシュッ〜!という感じで弾く。
⚫︎ 29小節目からの「ミレミ ラ〜  レドレ ソ〜 ドシド ファ〜 …」は
ずっとつながるように弾く。  切るのは、32小節目の G線「ソ」のところで。
⚫︎ 最後の3小節は思い切りフォルテで。

→ もう一度だけやりましょう。


今日のレッスンは我が家だったけど、
私はもちろん師匠も思い切りリラックスしていて、
良い時間でした。
しかも楽器が今までのと違って 鳴る! 
無理しなくてもフォルテが余裕で出せるなんて、
体も楽だし、本当に楽しい。

エチュードは18番までやったところで、
音程をもう一度しっかりやり直すという意味で、
2番に戻って練習しましょうということに。
ソナタは、今日注意された事をクリアできるように。
そして強弱をもっとつけて、ビブラードも増やして、
この曲を卒業できるように年末年始頑張りましょう。
今日とても手応えがあったので、きっといける!
完成に近づいていると思います。

今年もたくさん練習しました。
その成果はあったのだろうか??
自分ではあまり感じられない…。 でもきっと1年前よりも何かが違っているはずよね。
ますますヴァイオリンが好きになってるし!
そうそう、今年は旦那様がヴィオラを始めたことも
私の中では大きなニュースでした。
彼と共に弦楽器を、
来年も楽しみたいと思います。

新しく私の相棒となった楽器には、
作者の名前からとって  「レイチェル」 と名付けました。
レイチェル、よろしくね。


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by collages1122 | 2015-12-21 16:51 | ヴァイオリン