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レッスン 115回


春のように暖かい日があったかと思うと、
真冬のように冷え冷えとして、北風に震えたり…
そんな日が続いておりますが、水戸の偕楽園では梅の花が咲き始め、
杉の花粉は飛び始め、春がもうすぐそこまで来ている感じですね。

ヴァイオリンのレッスンに行って来ました。
師匠の家に着くと、いつもは元気良く出迎えてくれるラブラドールレトリバーの
ラブちゃんの元気がない。尻尾は振ってくれるけれど、横になったまま。
ちょっと心配になりました。

さてレッスンです。

☆ ボーイング

良く音が出ています。響いていて、とても美しいです。

☆ スケール(フリマリー音階教本)

A dur;
●少し弓の速度が早い。もっとゆっくり。そして弓の分量を減らして。
●1つ1つの音が同じボリュームになるように。音がつながるように。
●ポジ移動の時にも、移動する前の音が抜けないようにしっかりと。

☆ エチュード (クロイツェル 13番)

●小節の一音目をもう少し目立たせること。
●音程、ボーイングはOK
●弦はできるだけ上から押さえる。「>」のように横に引かないように。
(仕方がないところもあるけれど。できるだけ)

良く弾けているけれど、もう少し速度を上げてみてください。
→  もう一度。

☆ コンチェルト イ短調 No.1 by J.Accolay
              (新しいバイオリン教本)

前半;
●出だしは淡々と。3連符は急がない。
●最初の一音目は弓元よりも少し中よりで引き始める。
●3小節目は弓を使いすぎないこと。この辺りはPなので淡々と。
●重音の出だし。スラーなので右手は弾き直さないこと。
●装飾音符はしっかりと。滑らないように気をつけて。
●13小節目から24小節目まではすごく良く弾けている。
●25小節目からは弓が足らなくならないように。スラーの1音目で弓を使いすぎないこと。
●35小節目でも弓を使いすぎないこと。弓の重みでしっかりと音を出す。フォルテで。
●後半の16分音符のオンパレードのところは、音程と装飾音符に注意。

→  もう一度。余裕があれば続きの譜読みをしても良い。


今日は音の響きがいつにも増して良かった。
先生も驚くほどキラキラした音色。
そんな事も手伝ってか、全体的に良く弾けたと思います。

クロイツェルのエチュードは、もうこのくらい弾ければOK…と
師匠はおっしゃったのですが、まだ一回目だし、もう少し弾き込んで
速度を上げてみたいと思ったので、もう少し練習したいと言いました。

コンチェルトはまだまだ。
でも師匠が「前回よりもものすごく良くなった!全然違う!」と
褒めてくださいました。自分でもこの2週間はメトロノームを横に置いて
一定のテンポでしっかり弾けるように練習しました。そのおかげで
前回まではバラバラのように感じた曲の中身が、一定のテンポの中で
つながり、休符の拍が足りないままずっと弾いていたところを
発見し、苦手だった3連符にも少しずつ慣れて来ました。
あとは今日のレッスンで何度も言われた「弓の分量」。
5音くらいが入っているスラーで、最初に弓を使い過ぎて最後の音がショボクなる。
全弓で弾く必要がないところで、ガシガシ弾いてしまう…などなど
ボーイング点で見直さなくてはならない部分がたくさん。
「とにかく右手が左手に影響されやす過ぎる。もっと右手(ボーイング)も主帳して。」

「この曲は良いねぇ。綺麗な曲だし色々な要素が沢山入ってるから、すごく練習になるから。
とにかくこのくらい弾ければ他の先生なら合格出すと思う。ここまで突っ込む人いないと思う。」と師匠がおっしゃる。
今回も合格できず。 でも少しずつ変わって来たように思う。
ダメ出しされた部分を丁寧に見直して、
少し余裕があったら先の譜読みもしてみようかな。
何ヶ月かかるかな〜。この曲… 



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by collages1122 | 2015-03-03 16:28 | ヴァイオリン