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レッスン 87回目


寒くなりました。 秋を飛び越えてまるで冬になってしまったような気温の今日このごろ。
空気も乾燥し、水仕事の後の保湿クリームが欠かせない季節。
今年の冬はいつにも増して寒くなりそうな予感。
12月が近づいてくると、なんとなく心が落ち着かず、
あれもこれもやらなくちゃ!と焦ったり。
でもそういう時に怪我をしやすいので、気をつけなければなりませんね。

さて、レッスンに行って来ました。

ボーイング

● D線の時に右肘を後ろに引いてしまう事が数回あったので要注意。
● 音はよく響いてます。

スケール/ 分散音(フリマリー 音階教本)

● ハ長調(C dur)スケール… 音がもっとつながるように。
 分散音… ポジ移動がもっと滑らかになると良い。 頂点の音はもっと響かせて。

→  引き続き練習を。

エチュード  (クロイツェル  2番)

● 全体をもっと淡々と、弓の量をもっと少なくして。
● 後半はポジション移動にともなって音程がずれやすいので注意。
● フィンガリングを数カ所変更。
● この曲は、E線からG線、そして1stポジからハイポジまで満遍なく使うが、
そのどの音も綺麗に弾くこと。 G線も綺麗に響かせよう。

→   引き続き練習を。

「ブーレ」 by Bach (新しいバイオリン教本3)

● 3小節目の重音+ トリルは、トリルの入れ方が遅い。
● 5小節目の重音はもっと思いきり良く。
● 全体に大人しく弾き過ぎ。前半はもっと溌剌と音量も上げて弾く事。
●  後半の短調になる部分はとても上手に表現できている。この調子で。
● 前半と後半の違いを出して、さらに細かいところでメリハリをつけて弾く。

→  もう一度。


今日のレッスンで師匠と話していてわかったこと。

今現在3冊の教本を使っていて、
特にエチュードはカイザーよりも内容もハードで曲も長いため
レッスンの中で何度か私に弾かせてしまうのは可哀想。疲れるだろうし…。
でも本当は数回弾いてもらいたいと思っていると。
さらにその後に課題曲もあるわけで、 そういう事を要求しても大丈夫かな?と。

なるほど、そういう風に思っていらしたとは!
以前「もう一回弾いてもらっていい?大丈夫??」と凄く心配そうに聞かれた事があったけれど、
教本がクロイツェルになって、ますます心配になったのかもしれない。

「大丈夫です。家で練習する時は、それこそ何回も何回も連続して弾いているんです。
そりゃ確かに細かいボーイングをすれば多少は右腕が疲れますが、大したことありません。
家で毎日毎日練習してる時の方がずっとハードにやってますもの!」

…と言い、この件は一件落着。
「わかった。 でも本当にヘトヘトになったら言ってね。

…  それにしても…   なんでそんなに練習するの?
とんでもなく練習しているということはすごくよくわかる。
こんなに練習する人、いないよ。」

これくらい練習する人はざらにいるとは思いますが。 とは思いますが…
だって練習しないと上手くならないもの。絶対に。
憧れのヴァイオリンを習い始めて、少しずつ弾けるようになって、
ようやくバッハだ、ヘンデルだ、ビバルディだって事になってきたのに、
ここでストップしてしまうのは悔しいもの。できるならもうちょっと上を見たい。
そうしたらもっと楽しくなりそうじゃない?
40歳半ばを過ぎてからヴァイオリンを始めた超レイトスターター。
それでもここまで弾けるようになるんだ!って自慢できるところまでは行きたい。
とにかく夢中なのね。ヴァイオリンに。
だから練習に辛さはありません。努力してる感覚もありません。
やっぱり  「努力は夢中に勝てない。」  って思うの。
 (努力してます!って感じの時よりも、夢中になってる時の方が大抵上手くいくし、
上達するってことらしい。)

あ、そうそう。
来年はどこかのアンサンブルに入れてもらって
活動を開始したいと師匠に言っておきました。 
自分で扉を開けちゃいました。

ビブラート頑張らないと〜〜〜。






by collages1122 | 2013-11-21 15:40 | ヴァイオリン