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レッスン 81回目


8月が終わろうとしています。  今年の夏は暑かったーーーー!!
「堪え難いほどの暑さです。無用の外出は控えてください。」と天気予報で何度聞いたことか。
しかしその暑さのせいか、 スイカが美味しい。甘い!
こんな甘くて美味しいのは久しぶりではないだろうか?と思うくらい美味しい。

そんなこんなで暑い夏でしたが、ヴァイオリンの練習だけは
どんなに身体がダルダルになろうが、何もする気しなーい!と心が叫ぼうが、
しっかりやってました。 練習を休んだのは、旅行に行った3日間だけ。
そして山野楽器で買って来たクロスでアリシアをピカピカに磨き上げ、
今日のレッスンに備えました。
 がんばるわー!(気合入り過ぎて、やや緊張)

ボーイング

「久しぶりのせいか、少し緊張してる? 肩が上がり過ぎてますよ。」
いかんいかん。 肩の緊張をといて、リラックスして仕切り直し。
すると良く響いた音になりました。

スケール

● ロ長調 … こもったような音になっている。もっと音が響くポイントを見つけて、
楽器にその音を覚え込ませなくてはならない。楽器が眠っているのを起こさなくてならない。
そのための練習をしてください。

カイザー練習曲 19番 (篠崎3 P.30)

● 安定して弾けています。
● 肘を固定させて手首を使って早く弾く時は、右手の中指をしっかりして、弓をゆるく持たないこと。

→ 合格。

コンチェルト イ短調 by Vivaldi

技術的にはどこもおかしい所はないし、注意すべき所もない。
ただ聴いていて単調に聴こえます。
表現したいことがいっぱいある、のはわかる。しかしそれが伝わってこないので勿体ない。
「P」 は 必ずしも音を小さくする事ではない。
もちろん控え目に、という意味だけれど、それ以上に穏やかなとか、ゆったりしたとか、
癒し系とか…そういう色々な意味があるので、それを曲の中でどのように表現していくか。
小さくすれば良いってもんじゃない。 
そしてフォルテはもっともっと大きく響かせて。音がどこを向いているのか、
どこに頂点を持って行って、どこに置きに行くか。
それを考えなくてはならない。
…などなど 曲の作り方をみっちりご指導いただきました。
 
→  まだまだこれから。


コンチェルト イ単調…。今まではあまり好きな曲ではなかったけれど、
練習して行くうちにどんどん好きになる。 だからこそ
もっともっと表情豊かに弾けたらいいなーーという想いが強いです。
なかなかできないけれど。

美しい草原を引き抜ける風。ある時は強く、ある時は優しく心地よく。
咲き乱れる花々を揺らして吹いている。 白い木綿の服を来た乙女が白い指で
花を摘み、今は逢えない恋人を想って涙する。
その涙はいつしかせせらぎになり、草原を流れ… 
清い流れはやがて大きな川となり、命をはぐくんでいく。

私がイメージするのはこのような感じなのです。 
ある程度一通り弾けるようになったら、こうして曲をこつこつ作っていくのって
すごく楽しい。まるで物語を作るみたいに。

「私も楽しい。すごく楽しい。 」と 先生。

いつか先生が泣いて喜ぶような演奏ができたらいいな〜。

さて次回の課題は、 新しい教本( フリマリー 音階教本)
からスケール と分散音。
 篠崎3からカイザー練習曲 24番。
そしてコンチェルトです。

これからはフリマリー音階教本を使ってスケールを練習するそうです。
ぱっと見た感じでは、分散音が難しそうだった。
できるかな…

さて譜読みする!




by collages1122 | 2013-08-29 13:51 | ヴァイオリン