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レッスン 75回目


過ごしやすいさわやかな日が続く五月。
湿度も気温もちょうど良い。 湿度50%、気温20℃ って感じ。
一年中このくらいだといいのに…。 しかしもうすぐ梅雨入り。
お肌はしっとりするけれど、ジメジメして嫌ですね。
できるだけ明るく軽やかに音楽を奏でながら過ごしたいと思います。


さて、レッスンに行って来ました。
師匠のご機嫌は上々。(最初の一目でわかる。意外とわかりやすいお人です。)

ボーイング

A線の時に肘が上がり過ぎています。もう少し低く設定しましょう。
その方が弓の圧力と弦が合うので、音量も出ますよ。
D線はOK。

教   本

スケール…変ホ長調

● 最初の音(G線のE)をもっと太く響かせましょう。
● 4の指で弾くときは、3の指を添えること。
● 音がよくつながっています。綺麗です。

→ 合格。

 カイザー練習曲 17

● トリルはかなり綺麗にできるようになりました。
● トリルの後にくる装飾音符の音程が時々甘くなっているので要注意。
● 中盤の「替弓練習」は、もっと音を響かせるために圧力をかけて。
 弓の分量はそのままでOK。 ダウンを大切に、もっと淡々と弾く。
● 終盤の和音はOKです。

→ トリル部分は合格。
→ 中盤の「替弓練習」だけをもう一度。

 「金婚式」 by マリー

● 最初の一音目が長過ぎる。
● 2小節目、「ラミ」 と 「ミミ」を軽く切る。 
● 3小節目の装飾音符は、かなり素早く。
● 6小節目のハーモニックスのため、前音のファを弾く時にセーブして弓をとっておくこと。
● 6小節目から7小節目に行くときにポジ移動があるが、切れないようにすること。
● 後半は強弱をつけて、ドラマチックに。
● 後半のスタカートの部分で早くならないように注意。

→  もう一度。


この2週間というもの 「トリル トリル トリル ができないよ〜〜〜」と
ずっと悩んでました。
「あれ?今日はけっこういい感じかも!」 と思っても、 
その日の夕方には「またできなくなっちゃった。」…こんな事の繰り返し。
四分音符と四分音符の間に、ポンポンポンと3回小さな音を入れるだけなのに、
それができない。
直前練習でも全くできず、9連符的な練習をするので精一杯。
仕方がないや。 レッスンでもう一度先生に相談してみよう。

…と若干落ち込みつつレッスンに行ったら、
あら不思議。   今までにないくらい綺麗なトリルができてしまって、
「上手になったねぇ。前回とは比べ物にならないくらい良く弾けてるよ。」
とのお言葉をいただき、 ええええーー?あれれ? なんでー? できた。
「トリルの部分はこのくらいできればいいよ。でも替弓部分はもう少しやってきて。」
との事でした。
替弓練習の部分はどちらかと言うと自信があったのですが、
「もっと響くはず。もっとボリューム出せるはず。」だそうです。

とにかくトリル部分が合格って、 これは夢ですか?
もう嬉しくて嬉しくて。しかしなんでこうなった??って感じなのですが。

「金婚式」は、まだ一回目でして、
譜読みして音符を間違いなく弾ける状態にして行ったところで、
今日先生に色をつけてもらった感じです。
なるほど、こういう風に弾くと、ドラマチックになるんだな〜〜〜と
目からウロコ。 とっても退屈で眠くなる曲だな、と思っていたのですが、
いえいえとんでもない。素晴らしく色々なことがつまった名曲であることが
わかりました。
ある夫婦の50年間の歩みを表現できるように、
紆余曲折、波瀾万丈を思い描きながら、 仕上げたいと思います。
楽しい…。

次回までの新課題は、カイザー練習曲14番 です。

がんばりまーす。


レッスン 75回目_d0176951_18385536.jpg


ホタルカズラ と 夏雪草。
by collages1122 | 2013-05-21 18:43 | ヴァイオリン