レッスン 72回目
四月になりました。
我が街(茨城北部)の桜は、東京よりも一週間位遅く、
あと少しで満開! …… という感じでしたが、
昨日の春の嵐でだいぶ散ってしまったようです。
必死で枝にしがみついて残った花が今日の青空に映えてましたが、
ちょっぴり寂しそう。
それでも明日あたり、お花見に行ってみようかな?と思っています。
さてレッスンに行って来ました。
ボーイング
●今日はとにかく良く響いています。温度と湿度のバランスが良いのでしょうか。
●レッスンではD線とA線を中心に見てもらっていますが、今日はG線もチェック。
G線の時に肘が少し下がっているようです。その分手首に力が入っているので、注意すること。
教 本
★No.38〜40
●綺麗に音がつながるようになってきました。
●弓のダウンとアップとで弓の速度が違ってしまう事がある。同じにすること。
●G線、もっと音が出るはず。
→ さらに練習を続けること。
★セレナーデ by Haydn
●出だし、もっと音をつなげて、可愛らしく。
●ひとつひとつの音を鮮明に。慎重になり過ぎると、音が不明瞭になり、ぶら下がって聴こえる。
以上の事を気をつけて、もう一度弾いてみたところ→
●とても音がすっきりしてクリアに聴こえました。
→ 合格♪
★Kayser 15番
●2小節目から出て来るリズムは、8分音符をもう少し長めに。16分音符は強くしない。
●最後の和音。 きちんと音が出るように要練習。あまり力を入れないで弾くこと。
→ もう一度。
No.38~40はまたまた合格できませんでした。
もはや師匠は、この練習曲に限っては、合格とか不合格とか、
そういう気持ちではなく、「これはいつも練習していてほしい。
あなたに必要な事だから。」という事なのかもしれません。
単純な機械的な音符の羅列。ものすごく退屈な曲だけれど、
いつもいつもしつこく練習することによって、音程、音量、音質の安定が得られる。
私にはものすごく必要な練習なのだと、ようやく最近気付いたのです。
(もっと早く気付けよ!)
そう思うと気持ちが楽に…。
練習前にスケールを弾くのとセットでこの曲をやると、
良いウォーミングアップになるようで、
その後に弾く曲の調子が良い。
…てな感じで、これからも気楽にやりましょ。
セレナーデは2回目を弾いた時、
自分でも「良い感じだ。キラキラしてる。」と思ったので、
先生から「音がクリアだった。すごく良かったよ〜」と言っていただいて嬉しかった。
合格できて良かったです。
カイザー15番は、最後の和音3つがメタメタ。
「この3音だけなの。他はOKなんだけどな〜〜〜〜〜。
残念だけどもう一度やってきて。」と
いう感じです。
どうも和音が苦手なので、この際徹底的に2週間練習したいと思います。
次の新課題曲は、ゴセックのガボットです。 可愛らしくキラキラに弾けるように頑張ります。
今日のレッスンが始まる前に、私のヴァイオリンを先生がチェックしていたのですが
「本当によく練習してるんだね。指板を見ればわかる。」と。
指板の3ポジまでのところに消えることのない指の跡が…。
私は指板が妙にテカテカピカピカしているのは、指の油で汚れているのかな〜?と
いつも思っていて、練習後に一生懸命ガーゼで拭いていたのですが、
「落ちないわ。どうして?」と考えていました。
何十年も使っているうちに、指番が削れて減ってきたりすることもあるらしい。
私のヴァヨの指板を眺めながら、ちょっと感動してるっぽい先生の姿に
私もジーーーンとしてしまいました。
by collages1122
| 2013-04-04 16:09
| ヴァイオリン